« 2006年1月 | トップページ | 2006年3月 »

2006.02.28

【後味すっきり】

昨日、お客様からこんなことを言われました。

「アルバムのコメント、大変だったでしょう。ほんとうにありがとうございます」


当社の仕事は、企業が「ギネス申請」をする際のコンサルティングです。
ギネス社はイギリスにあるので、「ギネス記録申請資料」は英語で準備する必要があります。
たいていのお客様は、資料を英語に翻訳することも当社に依頼されます。

たまたまそのお客様の資料のなかに、写真をたくさん収めたアルバムがあったのです。
写真は、ただ羅列をしても、意味がわからないことがあるので、
お客様には、「コメントを記入しておいてくだい。こちらで翻訳しますので。」と言っています。


ただ、
そのお客様の写真が、けっこうなボリュームだったのです。

写真の隣に、日本語でコメントをつけてあったのですが、
その近辺に、当社のスタッフが、「翻訳したもの」を印刷してひとつひとつ丁寧に貼っていたのです。

写真の量が量だっただけに、お客様は「大変だったでしょう」とお礼を言ってくださったのです。

これだけをとれば小さなことかもしれませんが、細部にわたって気を配ってくれているスタッフに感謝しますし、なによりも嬉こばしいことは「後味」です。

当社の仕事では、お客様とはほとんどが一度きりのお付き合いになります。
リピートは発生しません。

1度きりのお付き合いだからこそ、「あの会社に頼んでよかった」と満足していただきたい。結果として記録認定をもらえるかどうかは別として「ピットさんに頼んでやっぱり正解だった」と思っていただきたい、常々そう思っています。

ところが、商品を納めるというわけではないので、「満足の度合い」は、お客様のきわめて主観的な基準によって決まると思うのです。

密な連絡によって安心感を得て満足する方もいますし、
また別の人は、スピードによって満足する方もいます。

多くの場合、「その人の基準」によって「満足した」か「不満だった」かが決まってしまうと思います。


リピートがない、つまり一度しかご縁がないかもしれないのですが、
だからこそ、お客様としては、後味すっきり「ピットさんに頼んでよかった」と思いたいはずです。

スタッフの、細部にわたる配慮の結果、お客様から嬉しいことばをいただきました。
お客様の記録が認定を受けることが、当社の仕事の成果なのですが、
お客様に満足を提供することも、重要な仕事と考えています。



●アントレに掲載

今発売されている雑誌アントレ(リクルート)の、「極上生活」というコーナーに掲載していただきました。
取材は、雪の日に山にはいり、渓流の中で行う、、、という、忘れられないものになりましたが、掲載記事もまたユニーク。

これまでたくさんのメディアに掲載していただきましたが、これほどにユニークなものははじめてです。
友人6名といっしょに写っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.21

【伝えた情報と伝わった情報】

先日、「そうだなぁ」と、うなることがありました。

それは、「こちらが伝えたことが、相手に伝わっているか」ということ。

たまたま、友人何名かと話をしていたときのこと。
そのうちの一人の友人が、自分が過去に関わった仕事をまとめた資料を、
ちょっとしたセールスキットとして持ち歩いているということで、それを見せてもらいました。

私などは単純なので「へぇ」とか「すごいね」とか言いながら見ていたのですが、
ふと、「ところで、こういう仕事って、完成するまでお客様はどれほど関わるの?」と聞きました。

友人はクリエーターなので、
お客様がすべて用意したデータや写真などのイメージを、そのとおりに組み立てるのか、
お客様は断片的なデータや抽象的な印象だけ伝えて、あとはこちらで組み立てていくのか、
どっちのスタイルなんだろう、と思ったのです。
デザインの仕事は、いろんな請け方がありますからね。

ところが、別の友人が言ったのですが、
それがまさにお客様(発注側)の知りたいことなのですよね。

スキルや最終成果物のレベル、そして金額もそうなのですが、
まだお付き合いのないお客様は、そういった目に見えない部分がネック(不安)になって、
結局お客様になれずじまい・・・・ということもあるでしょう。
デザインのスキル、つまり専門的なスキルよりも、
コンサルティング能力、コミュニケーション能力など、
総合的なオペレーション能力が高い人(企業)に仕事を頼みたいわけですから。


セールスキットを作って、自分の価値を伝えようとしているのだけれども、
受け取り手が知りたいことと、少しずれている。
それが、お客様にとっても自分にとっても機械損失に繋がっている。

そんなこと、ふと周りを見渡せば、けっこうあるかも知れません。

私の場合は、完全にWEBサイトでの営業しかしていないのですが、

WEBサイトを見て当社に相談したいと思う

当社のWEBサイトの相談フォームから相談をする

と、この「1ステップをあがる」ことが、とても高いハードルになっているようです。
つまり、不安なのです。

ですから、この不安を取り除けるように、
今一度WEBサイトを全体的に見直しをしようと、今週は少し時間をあけました。



とかく企業としては、
「当社はこんなことができます」と、ウリを伝えたくなってしまいますが、
見込み客は、
もっと別の部分に不安をもって、お客様になれないままでいるかもしれません。

伝えた情報と伝わった情報に差がないか、
自社が発信している情報をチェックする価値はありそうです。


●カーリング

オリンピックのカーリングに、ちょっとはまっています。
おもしろい。奥が深いですね。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.14

【問合を減らすための工夫夫】

今日はバレンタインデー
1ヶ月後は、ホワイトデー
2ヶ月後は、オレンジデー(知っていました?)


こんな経験ありませんか?

「問合せがない」という暗~い経験。




事業主にとって、「問合せ」がないことは、不安要素でもあり、悩みどころです。

私も、「問合せが少ない(ない)」ことに悩み、どうしようかと考えあぐねたことがありました。
そのうち、WEBサイトなどを工夫し、だんだんとTELやMAILでの問合せが増えて・・・・・・



・・・・・・・


・・・・・・・


結果として、会社としてHappy、お客様も社会もHappy になったかというと、決してそうではありません。


数年前のことになります。

あまりの問合せの多さに、テンテコマイしてしまい、
目先のことでせいいっぱいになったことがありました。
その時期は、けっこう長く続き、
ほんとうに緊張した時間が続きました。

何かのバランスを崩すと、すべてが崩れてしまいそうな感じです。

ところが、それらの問合せやご相談を冷静に見てみると、
はっきり言って、
「箸にも棒にもかからない」ような問合せが多く、
会社の営業にも貢献しませんし、
問合せをしてきた方、それに答える私や当社のスタッフ、
全員にとって、時間の無駄、という結果になっていました。

これにはちょっと困ってしまいました。


数字をうまず、時間だけが消耗される。
これ以上の浪費はありません。

すぐに、「お客様にとっても当社にとってもメリットがある時間だけを電話やMailで共有する必要がある」と思い、
そのために「どうやったら問合せが極力発生しないか」を考え、トライアンドエラーを繰り返しました。

結果的に行ったことは
・コンサルティングプランの見直し
・WEBサイトでの表現の見直し
・WEBサイトでの導線の見直し

など、些細なことですが、
その結果、

「つっつき」程度の問合せTELやMailは、ほとんどなくなりましたし、
「このような方(企業)にお客様になってほしい」といった企業からのお問い合わせのみになりました。

それによるメリットは色々ありますが、
まず一つに、
「お客様にとっても当社にとっても質の高い時間を共有できる」ことがあります。
WEBサイトで真剣度を高めていますので、
お問い合わせをなさるお客様は、ほとんどの場合が真剣モードです。
それに対して私としても出来る限りの協力を「有料で」行うためのTEL相談の時間。
お互いにとってメリットがある、有益な時間が共有できます。

そしてもう一つに、
「心の健全を保てる」ということです。
これは、完全にこちらサイドのことですが、

あまりに「箸にも棒にも・・・」という問合せばかりで、
自分の大切な時間を有益に使えていないと思い出すと、
なんとなく心が暗くなってしまったり、
色んなことに悪い影響が出てしまいます。

これはとても怖いことだと思いますので、


成果の伴わない、時間の消費を避けるために、
「問合せを如何に少なくするか」について工夫をすることは、とても有益な投資だと思います。


当社はWEBサイトだけで営業をしていますが、
WEBサイトは、当社と当社のお客様のマッチングサイト(出会い系サイト)だと思っています。
そして、そのマッチングがうまくいった場合には、
最終確認のために、TELやMailで連絡を取り合う、そんな感じに思っています。

ですから、「無駄な出会い」が極力少なくなるように努力することは、
私は、不親切なことではなく逆にお客様にとって親切なことと思いますし、
企業側にとっても建設的なことと思います。



●チョコ

今日は、バレンタインデーです。
いつもお世話になっている方々や、
ご挨拶をしたいけどなかなか遠くてお会いできない方、
どうされているかなーーという方に、
チョコをお送りしました。

私のお気に入りのお店の、超おすすめチョコをお送りしたのですが、
お店の方も、メッセージを入れさせてくれたり協力してくださって、ほんとうにありがたく思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.13

【どこまで一人でやるか】

先日、Tシャツのイージーの岸本さんの講演を聴く機会に恵まれました。
私が起業したころから、イージーさんはすでにネット界では有名(なんともお粗末な表現ですみません)でおられ、私も存じていたのですが、お会いする機会はなかったのです。

Tシャツのイージー
http://www.easy.ne.jp/

楽しみに楽しみにしていました。

岸本さんは、Tシャツのイージーを、ほぼ一人で支え、運営し、成長させておられます。
講演では、ほんとうに多岐にわたる話を伺ったのですが、
「ここまで一人でできるんや!」というのが本音なところ。

一人より二人、二人より三人と、
会社は、少しずつながら規模を求め、
それはそれで、可能領域が広がって素敵なことなのですが、

「本当に一人一人がマックスまで能力を発揮していなくては、人を増やしても、無駄な時間と無駄な経費が増えるだけなのでは」と感じました。

経営者には、心の余裕や時間的余裕が必要とわたしは思っています。
それがあってはじめて、新しいことを生み出せるのだと思っています。

ただ、それを言い訳にしてはいけない、
今の「最大に充実した効率」を超える「今より充実した効率」が実現したとき、
その差を「余裕」として認めるべきなのではないか、
岸本さんのお話や、実際に本社にお伺いしてその効率を見たとき、そんなふうに思いました。


●久しぶりに

髪を切りました。
20~30センチほど切ったでしょうか。
今気づいたのですが、
WEBサイトの写真や、名刺の似顔絵も変更しなくてはいけないかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.06

【広報のあり方】

先日、広報についてのセミナーに参加しました。

講師は、ライターの服部貴美子さん。

私は、自分の会社でも広報活動に力をいれていますし、
お客様にも、広報活動をきちんとするようにご提案しています。

何度となく言っていることですが、
「タダで宣伝してくれるのでリリース書きましょう」
といった、あおりのような情報が多く出回っていますが、
それは「広報のあり方」を全く無視しているように思えます。

商材・商品のタイトルをすこし激しくして、売り上げアップを狙っているだけ、と言われればそうかもしれませんが、見た人が勘違いすることもあると思うので、私はこのような表現は好きじゃないですね。


広報については、きちんと取り組んでいますが、
服部さんのセミナーを聞いて、もっともっと可能性が広がりました。


たとえばリリース。

わたしは、けっこう一般的な体裁のリリースを書いています。
A4の用紙に、タイトルとサブタイトル、リード文と本文。

これはこれで正しくて、何の問題もないのですが、
ちょっと嗜好をこらした、ユニークなものを作ってみようと、
今週末、サンプル作成にいそしんでみました。
新聞風の、ちょっとかわったのにしてみようと思います。
絵などを入れたりして、次のを楽しみにしてもらえるような、ワクワク感のあるものを作りたいなーなんて思っています。


広報のセミナーというと、
広報についての専門家が講師をするのが多いと思いますが、
服部さんの職業はライター。つまり、どちらかというとマスメディア側なのです。

取材をする立場の服部さんから、
「こういう広報担当者は、ちょっと困るなぁ」や
「取材のときには、こんな準備をしておくとよいですよ」
「取材依頼を受けたときに確認しておきたいこと」といったお話も伺いました。

マスメディアの方の経験や意見を聞くことの必要性をひしと感じました。
情報を提供する側と、受け取る側。
こちらが「よし」としてやっていることが、相手にとっては「よし」ではなかったり、
こちらが「何も気にしていない」ことが、相手にとっては「失礼」だったりします。
普段気にしていなかったら気づかないことも多いと思うので、とても勉強になりました。


広報活動は企業にとってこれからますます必要になると思います。
マスメディアは、企業の宣伝媒体ではないので、
ちゃんと広報のあり方を意識しながら、
マスコミ関係者とよい関係を築いていきたいと思います。


それと補足ですが、最近多い「まわりくどい、タイアップ広告の提案TEL」
「弊紙での、タレントの○○さんと対談企画で出てもらえないか」と電話で切り出し、
詳しく話しを聞くと、実はタイアップ広告で、けっこうな料金がかかる・・・・ということもよくあります。
タイアップ広告そのものはまったく否定しませんが、「取材のお願い」と匂わせておいて、存分に話をした後に「これはタイアップでして・・・」と料金の堂々と「タイアップ広告の提案で、御社にとってはこのようなメリットがあります。」と言ってほしいです。
まわりくどく最後に「実は・・」と言われると、正直良い気がしません。


ちょっと露出が増えてきたら、こういったタイアップ広告の提案の連絡があるかもしれませんので、意識しておいたほうがいいかもしれませんね。もちろん、自社にとってメリットがあると判断したら、活用していいと思います。




●忘れられない取材

先週は2件取材がありました。
ベンチャーリンク社の運営するWEBマガジン、NextOne と、
リクルート社のアントレの取材です。

アントレの取材が4日(土)にあったのですが、
京都の北のほうにある清滝という山にはいって、
極寒のなか、澄んだ空気渓流のなかでの取材。これは忘れられません!!

前日から雪が降り始めて、
「車、大丈夫かなぁ。いけるかなぁ」と心配していたのですが、
なんとか、大雪にはならず、ほっと一安心。

でも、山はうっすらと雪に覆われていて、
午後3時前、「雪がひどくならないうちに」と解散。


焚き火を炊いても寒いくらいの、とびきりの寒さだったのですが、
それ以上に、忘れられない体験になりました。
今月末に発行予定。とても楽しみです。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.01

【会社設立】

いまから4年前の、2002年2月1日、
私は、今の会社、合資会社ピットの設立登記のために法務局にいきました。

2001年の12月、
ちょうど年末年始の休みにはいる前ごろに、
「そろそろ法人格をとろうか」と思いだし、

年末年始の休みを利用して、
設立のための書類を揃えました。

合資会社なので、設立のための手続きは、
株式や有限に比べれば、すこし簡単です。

司法書士の先生などのサポートを受けなくても、
たぶん自分でできるだろうと思って、
自分でやってみたのですが、

案ずるより・・・・・のとおり、
それほど苦なく準備は完了。

2月1日を待って法務局などに届けにいき、
合資会社ピットが誕生しました。

そして、
とてもお世話になっている、ごくごく少人数の方をお招きして、
ささやかな設立記念パーティを行いました。

4年前のこととは思えないくらい遠くにも思えますし、
4年前のこととは思えないくらい鮮明にも見えます。



2月1日という日は、
自分の誕生日より好きかもしれない。

登記をしただけで、
やっていることは以前とまったくかわらないのですが、
やっぱり私にとっては特別な日です。

毎年、この日が来るたびに、嬉しく思います。



法人格を取るか、個人のままで屋号をもって営業するか、
どちらがいいかについては、
答えはないと思います。

私はたまたま、サービスの性質上、
法人格を取っておいたほうがいいと判断したので、
手続きをしただけで、
商品やサービス、お客様の属性によっては、
法人格をとってもメリットがない場合もあるのではないかと思います。

でも、「法人のほうがいい」と判断したときには、
あれこれ考えずに、スピーディに行動してみるのがいいと思います。
あれこれと考えてしまうと、なんだか大変そうで、躊躇してしまうのですが、
はっきりいって、設立手続きもそんなたいしたことはなかったですし、
代表者が全責任を負う決意で運営するという意味では、
個人も法人もやってることは変わりません。


ただ、税理士、司法書士、社労士、弁理士、などの専門家の方とはよい関係を持っておいたほうがいいと思います。
「知らなかった~」で済まされないことがけっこうあるかもしれませんので。

私の場合は、幸いなことに、専門家の方とのご縁に恵まれていたので、会社設立後の色んな手続きなど(知らないことも多かった・・・)については、ずいぶんと助けていただきました。
今でも、ずっとお世話になっています。


会社を設立することそのものは、難しいことでもなんでもありません。
むしろ、それを継続するなかで、社会に貢献し続けられるかが問われるので、
スタートを切ることよりも、運転し続けることのほうがよっぽど難しく、逆に意味深いものだと思います。



●嬉しいこと

朝イチバンで、友人から、「流美さん、設立記念日おめでとう!」とメールをいただきました。
感無量です。

200602011311また、お昼前には、「ピンポン」とヤマト運輸さんが。
なんと、お祝いのお花を贈ってくださいました。
もちろん、ヤマトさんではありません。
友人からです。

「いつまでも花かせているように」と、枯れないお花、プリザーブドフラワーを贈ってくださいました。
サプライズのうえに、細やかなお心遣いが、嬉しいです!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年1月 | トップページ | 2006年3月 »