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2005.11.08

【誰から学ぶ?】

ふと、ボイストレーニングをしようと、
ネットで検索をしたのですが、なかなか希望に沿うようなのが見つかりません。
見つかったのは、カラオケ教室ばかりです。

やっと、大阪の「ベストスピーカー」という会社が、ボイストレーニングも含めた
ビジネス向けの話し方講座を開催していることを知り、受講することにしました。

http://www.best-speaker.com/

でも、ちょっと遠いので週1回などの講座は負担に感じます。
ですから、1日の集中講座を受講しました。

朝11時から夜6時までのみっちりコースです。
ワクワクして出向きました。

11時近くになって会場に入ると、
どう見ても、中学生くらいの子が2名。

「えーーーーー!!」
だって、ビジネス向け話し方講座、ですよ。

そして、それからもう1名。
ちょっとお姉さんではあるけど、20歳そこそこ、といった年齢。

私と友人以外は全員「女の子」といった感じ。
ビジネス向け講座では、この状況はありえません。

びっくりしました。本当に。

ところが終わってみると、
この3名の女の子たちから、
どれだけ多くのことを教えてもらったことか。

3名の女の子たちは、ステージの差こそあれ、
「人前に出ると緊張しちゃって・・・」という理由での参加で、
一人、プロスピーカーを目指していた方もいましたが、
少なくとも今の段階で、現状は「緊張しないようになりたい」といった感じでした。

ところがやっぱり「恐れ」や「どう思われるか」や「不安」に支配されてしまって、
チャレンジの場であるはずのトレーニングでも、発言することにも躊躇するし、
ロープレも「どうしよう」という状態。

「よくなりたい」という自分と、
「こわい」という自分の葛藤。

素直な彼女たちは、
「よくなりたいでしょ」と言われれば、嬉々として「うん!!!!」という。
「じゃ、やってみたら」と言われれば、パンパンの風船に穴が開いたように一瞬にしてしぼんでしまう。

心からのエールを心の中で送り続けました。

結局、トレーナーの技術やサポート、彼女たちに対しての信頼、全てがよい方向に働き、
3名の女の子は、それぞれ、自分のステージを一つ上げて帰っていきました。
「こわい」という気持ちより一歩だけリードする「よくなりたい」という気持ちが、彼女たちを動かしたのでしょう。

手を上げることすらできなかった人が、
すごく大きな勇気をもって、
発声練習の指揮を取れるようになりました。

彼女にとっては、息も絶え絶えのチャレンジだったことと思います。
怖かったと思います。
でも、その後の「できた!」という顔、素敵でした。

この日、私は「衝撃的」と表現していいほど、
沢山のことを教わりました。

自分の気持ちに純粋で在るだけで、
こんなにもすんなりと人に伝わるものなのか。

もしかしたらたまたまなのかもしれませんが、
ほんとうに純粋な3名のことを尊くさえ見えました。

私からすればずいぶん年下の3人に、大切なことを教えてもらいました。
先生、すみません。先生にも(にも?!)たくさんのことを教えていただき感謝しています。


●スピトレ

スピーチのトレーニングは、色んなセッションをしながら進んでいきました。
でも「技術」だけでは完結しない部分もあるんですよね。
先ほどの女の子たちもそうですが、
「やってみよう」という気持ちや「自分を脱ぐ」という勇気など、
それぞれが乗り越える必要のある要素が必ず出てきます。

だから、総合的に人間としての器を広げることが、
一番のスピトレになるんですね、きっと。

専門のトレーニングも続けますが、結局は人間力なんですね。

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